初詣に
身を清めるために、まずは手水舎へ。
何か気分的に改まりますね。
手洗いについての実験が、ナショジオで紹介されてます。
難しい選択を行った後に手を洗えば頭の中に残る迷いを振り払えるミシガン大学の博士課程で心理学を専攻する大学院生スパイク・W・S・リー氏いわく
「手を洗うという単純な動作には衛生面だけでなく、決断後に頭に残る葛藤を“ぬぐい去る”効果もあるようだ」
一般に、
人は、人間は難しい選択を強いられた後、自らの決断を正当化して安心しようとする傾向がある
そこで実験では・・・
「誰しも自分の選択は正しかったと思いたい。だから、自分の下した決断の良い部分を考えることでその決断を正当化する」
・・・正当化しようとするわけですね・・・
ところが・・・手を洗ったグループは・・
「難しい選択を行った後に手を洗った被験者のグループは、自らの選択を無意識のうちに合理化する必要性を感じなくなった」
どうやら、
「どんな形であれ手を洗うという行為が“記憶をぬぐい去る”働きをし、自らが行った選択にまつわる感情や合理化の必要性を取り除く」
日本人は手を洗う行為をよく行うほうだと思いますが、こんな心理的機構がそこには隠れていて、
日本人にとって重要な習慣になってるのかもしれません。
手を洗う・・・迷ったらやってみましょう。
そして想像でからだが清められるのを想って見ましょう。
いいことが起きるかもしれません。
そんな年になることを祈ります。