ミツバチの大量死についての報道は日本では比較的少ない感じです。
海外では深刻に受け止めているようです。
この辺日本の政治が、あるいは官僚たちの視野が狭いことを裏付けています。
日本の公害問題の解決がどれも手遅れ気味であったことも同様です。
この辺、政府や官僚の上から目線的対応は日本に大きな損失を招いてきました。
EUではミツバチ大量死の原因物質の使用・・・・ネオニコチノイド系殺虫剤の使用を禁止すらしています。
yahooニュースによる
毎日新聞の12月25日配信を読むと
日本では世界の動きとは逆に
使用制限を緩和するようです。
現行3ppmから40ppmへ
子供がこうした食品を食べても(大量に)問題ない・・・とのことです。
さてこれはどういう論理でしょう?
この決定は
厚生省の農薬・動物用医薬品部会が
強力な農薬あるいは
シロアリ駆除、ペットのシラミ・ノミ取り、ゴキブリ駆除、スプレー殺虫剤、新築住宅の化学建材を作るのには都合がよくなるわけですね〜
生物は強力な殺虫剤に耐性を持つにいたるかもしれません。
あるいは
日本の農産物はEUへは輸出できなくなるかもしれません。
あるいは
特異体質の子供たちが生まれるかもしれません。
いずれにしろ
世界の動きと逆行してるということです。
この毎日新聞の記事は
こうした日本の動きを伝えています。
ですが「判断」あるいは「主張」がありません。
さすが
毎日新聞です。
疑念すら呈しない・・・これならだれでもニュースを伝える人間は構わないわけです。
今日本人は無農薬を選びつつあるという現実。
無農薬を自分で選ぶ必要があるでしょう。
殺虫剤の強力なものは人間にも危ないということをEUは選んだという事実。
農業衰退の一歩になるかもしれません。
あるいはいつか原因不明の奇病が・・・・・考えすぎでしょうか?
農薬・化学肥料無使用・・・・隣の畑や田圃は農薬いっぱい
となったら・・・こういう表示も無意味になります。